こんにちは、税理士の岡崎友彦です。
去る2025年8月9日、10日、11日の3日間、幕張メッセで開催されたイベント「お金の悩みを解決しよう! リベ大お金の勉強フェス2025」にて、セミナー講師として登壇させていただきました。
税理士として、また元徴税吏員としての知識を皆様に直接お伝えできる貴重な機会をいただき、無事に2日間のセミナーを終えることができました。
ご参加いただいた皆様、そして運営に携わったすべての方々に、この場を借りて心より感謝申し上げます。

このイベントの熱気と、私がセミナーを通じて感じたこと、得られたことをご報告させていただきます。






リベフェス2025とは
「リベフェス」とは、登録者数250万人超(2025年8月時点)のYouTubeチャンネル「リベラルアーツ大学」が主催する、日本最大級のお金のイベントです。
「リベフェス」の正式名称は「お金の悩みを解決しよう!リベ大お金の勉強フェス2025」。
「自由な人生」をテーマに、副業や投資、税金、不動産など、お金にまつわるあらゆるジャンルの専門家や実践者がブースを出展し、来場者と直接交流したり、セミナーを開催したりします。
会場は学びと行動への意欲に満ちた方々の熱気で溢れかえっていました。
会場は幕張メッセ国際展示場9-11ホール。全国からリベシティ会員や、お金の知識を深めたい方々が集まり、様々なブースで学びや交流を楽しみます。
出展者もリベシティ会員が中心で、それぞれの専門知識やスキルを活かしたユニークなブースが並びます。
税理士、弁護士、投資家、プログラマー、デザイナーなど、多種多様な専門家と直接話せる貴重な機会であり、まさに「大人の文化祭」といった雰囲気です。
私もリベシティ会員として、日々の学びや会員さんとの交流に多くの刺激を受けています。
今回、この素晴らしいイベントに「税務の専門家」そして「元徴税吏員」として参加できることを、心から光栄に思います。
G-01ブースは、お金のプロが集まる


私がセミナーを行ったのは、G-01ブース「【非公式】銀行員・税理士による『お金の勉強』ブース」です 。
ここは、その名の通り、様々な分野のお金のプロフェッショナルが集結する、特別な場所になっています。
ブースには、私のような税理士の他にも、こんな専門家たちが日替わりで登壇します 。
- 元銀行員
- 社会保険労務士(社労士)
- 弁護士
- 元国税OB
まさに、お金に関するあらゆる悩みを、この場所だけでまとめて解決できるような布陣 。


私自身のセミナー以外にも、多彩なテーマのセミナーが開催される予定です。
こんな「本音」の話が聞けるかも!
- 住宅ローンの見直し方、金利の賢い選び方
- 事業融資で失敗しないための銀行との付き合い方
- 元国税OBが語る、税務調査のリアルと見られるポイント
- 公的保険と民間保険、結局どっちが本当に必要なの?
- 相続・労務・起業トラブル…その道のプロが教える「相談先の間違えない知識」
しかも、驚くべきことに、これら
全てのセミナーが予約不要、そして完全無料でした!


「専門家ばかりで、なんだか堅苦しそう…」と思われるかもしれません 。
ですが、私たちのブースの最大の魅力は、フェスだからこそ聞ける「ぶっちゃけ話」にあります 。
普段はなかなか聞けない専門家の本音に触れたり、夜にはお金のプロと直接話せる大交流会に参加したり …これこそ、このイベントでしか得られない価値ある出会いだと信じています 。


前日:広すぎる会場と祭りの前の高揚感


セミナー前日は、会場である幕張メッセで設営のお手伝いをさせていただきました。
会場に到着してまず驚いたのが、その広さです。
実は2023年の前回開催時は会場が手狭で、人混みをかき分けないと歩けないほどだったと聞いていましたが、今回はその反省を活かし、広大な展示ホールを全て使っての開催。
そのスケールの大きさに圧倒されました。
設営には経験者の税理士の先輩もいらっしゃり、その方の的確な指示のおかげで、既に準備は万端。私は言われたことをお手伝いするだけで、約3時間で立派なブースが完成しました。


セミナー1日目(8/9):給料・売掛金を守る防衛術


私の登壇1日目のテーマは「市役所の『鬼調査網』が狙う! 給料・売掛金を守る防衛術」でした。


これは、私の元徴税吏員としての経験に基づき、税金の滞納があった場合に、行政がどのように財産を調査し、差し押さえに至るのか、そのリアルな手口を解説するものです。
そして、そうならないために、経営者や個人がどのように自身の資産を法的に守るべきか、具体的な防衛術についてお話しさせていただきました。
\登壇した際のpdf資料を公開/
セミナー2日目(8/10):元徴税吏員が語る差押の裏話


2日目のテーマは、さらに一歩踏み込んだ「家や車が“公売オークション”に! 元徴税吏員が語る差押の裏話」です。


実際に税金の支払いが滞り続けると、最終的にどのような事態が待ち受けているのか。
大切なマイホームや愛車が差し押さえられ、「公売」というオークションにかけられてしまうプロセスとその裏側について、生々しい事例を交えながら解説しました。
\登壇した際のpdf資料を公開/
フェスで得られた、お金以上の財産


正直、どれだけの方が足を止めてくれるか不安でした。しかし、蓋を開けてみれば、私のセミナーにも本当に多くの方が聞きに来てくださったのです。
両日ともに、ブースにはおそらく100名以上はいたのではないでしょうか。
学校の3クラス分くらいの人が、約50cm先の最前列から、ブースの外にはみ出してまで熱心に耳を傾けてくださる光景は、圧巻でした。
この素晴らしい経験を通じて、私はお金には代えがたい多くのものを得ることができました。
2025年8月9〜11日の3日間、幕張メッセで開催された「リベ大お金の勉強フェス2025」。
東京ドーム1.5倍の広さを誇る会場に、3日間でのべ約44,000人が集結。
- モチベーションややる気が高まった真剣な眼差しで話を聞いてくださる皆様の姿に、私自身が最も勇気づけられました。
- 新しい出会いがあったセミナー後にも多くの方とお話しでき、新たな繋がりが生まれました。
- 事業の知識・アイデア・改善策を得た皆様との対話の中から、私自身の事務所経営のヒントもたくさんいただきました。
- 将来に向けた新たな課題や目標が見えた「もっとこう伝えたい」「次はこのテーマで話したい」という、次への意欲が湧いてきました。


今後について:熱気の中で感じた次への意欲


フェスは本当にすごいイベントでした。ただ、今回が私にとって初めての大規模セミナーだったため、緊張でガチガチになり、正直、聞いている方々の顔やリアクションをじっくりと見る余裕がありませんでした。
しかし、あの熱気の中で、私の話に真剣に耳を傾けてくれる人がいる。その事実が、何よりの喜びであり、自信になりました。



またやりたい。
心の底からそう思える、素晴らしい経験でした。次回も機会があれば、ぜひ参加させていただきたいです。
まとめ


リベフェス2025でのセミナー登壇は、私にとって大きな挑戦であり、同時に大きな財産となりました。この経験で得た熱意と学びを、今後の税理士業務に活かし、お客様一人ひとりに、より一層価値のあるサービスとして還元していく所存です。
改めまして、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
税務や経営に関するお悩みがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。


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