荒川区の税理士、岡崎友彦です。
税理士の仕事と聞いて、皆様はどのようなイメージを思い浮かべますか?
「領収書をまとめて計算してくれる人」
「年に1回、税金の申告書を作ってくれる人」
といったイメージが強いかもしれません。
実は、当事務所も加盟している日本最大級の税理士ネットワーク「TKC全国会」では、税理士の本来の役割を「4大業務」として明確に定めています。

これは、ただ過去の数字をまとめるだけでなく、経営者様の「未来」をサポートするための大切な柱です。
今回は、この「4大業務(税務・会計・保証・経営助言)」について、専門用語をできるだけ使わずに分かりやすく解説します。
税務(正しい申告と、会社を守る防波堤)
税理士の最も基本となる仕事です。 日本の税法は毎年複雑に変わりますが、最新の法律に基づいて正しく税金の計算を行い、税務署へ申告します。
しかし、単に計算するだけではありません。
「どうすれば法律の範囲内で無駄な税金を減らせるか(適正な節税)」を提案し、万が一税務調査が入った際にも、経営者様の代わりにしっかりと税務署へ説明を行い、会社を守る防波堤の役割を果たします。
会計(会社の「今」を正確に知る健康診断)
経営において「今、会社にいくらお金があって、どれくらい利益が出ているか」をリアルタイムで把握することは命綱です。
TKCの税理士は「月次巡回監査」といって、毎月定期的に(オンラインデータも含め)お客様の帳簿をチェックします。
半年も前のデータを見て「実は赤字でした」では手遅れです。毎月きっちりと帳簿を締め、経営の「健康状態」をタイムリーに確認し、次の一手を打つための正確な基礎データを作ります。
保証(決算書に「お墨付き」を与え、銀行の信頼を得る)
ここが、TKC税理士ならではの大きな強みです。
出来上がった決算書に対して、「この数字は私たち専門家が毎月しっかりチェックし、法律に則って作られた嘘偽りのないものです」という「書面添付(お墨付き)」を行います。
さらに、この信頼性の高い決算書データを、金融機関へ直接電子送信するシステム(TKCモニタリング情報サービス)も活用します。
銀行からすれば「TKCの税理士が太鼓判を押した決算書だから安心できる」となり、結果として融資が受けやすくなったり、金利が優遇されたりするといった大きなメリットに繋がります。
経営助言(数字を武器に、未来の計画を一緒に作る)
過去の数字をまとめるのが「会計」なら、その数字を使って未来を描くのが「経営助言」です。
TKC会員の多くは、国から「経営革新等支援機関(認定支援機関)」として認定を受けています。
「来年はこれくらい売上を伸ばしたい」「新しい機械を買うための補助金はないか」「資金繰りが少し不安だ」といった経営上のリアルな悩みに対し、一緒に経営計画書を作り、伴走するパートナーとしてアドバイスを行います。
まとめ:税理士は「過去の記録係」から「未来のパートナー」へ
税務、会計、保証、経営助言。 この4つが組み合わさることで、初めて「会社の存続と発展」を力強くサポートすることができます。
「税理士に頼んでいるけれど、年に1回決算の時にしか連絡がない」 「数字の報告は受けるけれど、今後の経営アドバイスはもらえない」
もし今、そんなお悩みをお持ちでしたら、税理士との付き合い方を見直すタイミングかもしれません。
荒川区を中心に、地域の皆様の「身近な経営パートナー」として、当事務所もこの4大業務を軸に日々サポートを行っております。
会社の数字や経営についてモヤモヤしていることがあれば、ぜひ一度、気軽にご相談ください。

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